資料リスト／バンドスコアリスト
- ドレミ楽譜出版
- シンコー・ミュージック
ギター用やピアノ用など様々なコンセプトで他にも色々なベスト系のスコアは出版されていますが、
オリジナルアルバム系などユニコーンとのつながりが深いものを中心に紹介しています。
「BOOM」と「PANIC ATTACK」は2つの出版社から出ています。収録曲は当然ですが同じ。どちらもメンバーコメント有です。
出版社によって本のサイズが微妙に違いますので、集めてきっちり並べたいなら出版社を揃えたほうが良いです。
ちなみに、シンコーのほうがドレミより大きく、厚さはドレミのほうが厚いです。
実際演奏に使うならシンコーのほうが大きくて薄い分使い勝手がよさそう。
また、読むならドレミのほうが楽譜にツッコミが大量に入っており楽しいです。
一番最初に出たバンドスコアは「服部」。前２作についてはこの後遡る形で出版されることになる。
最初だからか、とにかく全体的に気合の入った一品。採譜はALL阿部。（この「服部」以外は阿部ではない）
曲ごとに作詞者直筆の詞メモ掲載（微妙に校正が入ったりしていて面白い）＆コメント有で資料性も高い。
この後ドレミ版の売りになる阿部による「言葉による音符」のツッコミが各曲スコア入っていて、これまた面白い。
更に各メンバーのイクイップメント＆結線図も掲載。バンドスコアの中でも読み物としての充実度はコレが一番高い。
折込ポスター＆落書き用紙なるモノが巻頭に付き、楽屋裏等の写真有。
曲コメントだけではなく各メンバーに対してのコメントコーナーが有。更に「Tessy吊るし上げ企画」なるものまで(^^;
テッシーが１ページ延々突っ込まれています。
「クイズUNICORNに聞きました」というコーナータイトルに時代を感じつつも、インタビューはなかなか充実。
メンバーの車の好みなどマニアック質問も。
バンドスコアとしては「服部」同様面白い。ここから採譜は阿部さんではなくなり、ユニコーンが監修という形になる。
巻頭はPANIC服部ブームツアーの写真16頁。武道館ライブレポも有。充実すぎて本当にバンドスコアか、という構成。
メンバーからの各曲コメントがあるが、アルバムが出てからずいぶん経ってからのコメントなので、
基本的に全員「昔の曲だなぁ…」という距離感がある。
「君はどこまでUNICORNを知っているか？」というメンバーの顔・手・足の写真を線でつなぐプレゼント企画の頁有。
アルバムの充実度に比例してか、とにかく分厚い一冊。
ツナギ服がヤケに似合うメンバーの写真がステキ。
スコア部分だけで頁をくってしまったからかメンバーによる曲コメント以外特筆すべき読み物企画はナシ。
……それが本来のバンドスコアなのだが、他のスコアが読み物充実なだけにやけにあっさりした印象になる。
二つのミニアルバムのスコアが背中合わせで一冊になっている。（※これが発行された時点では現在のホームランプライス盤の二つのアルバムをあわせたＣＤは存在していないため、それとの直接的な関連はない）
ヤプシ側は「ヤプシ」とは一体なにか？がわかるメンバー対談有。
打ち込みがメインのアルバムであるため無理なものは「採譜不可能」と言い切っているすごいバンドスコア。
というわけで、この本に載っているスコアはあくまで一部。なのでやけにスッキリしている。ただし「PTA」は結構詳しく紹介されていたり。
これまでのスコアは巻頭に写真頁が16頁入っているのだが、このスコアはそれぞれのサイドに8頁づつ入っている。
ハヴァ側は、通常のバンドスコア。テッシーのギター講座があるのだが、かなり詳しく、実際演奏する際にかなり役に立ちそう。必見。
巻頭の写真頁がなぜか８頁に半減。
各曲コメントに加えて仮タイトルの紹介あり。ちなみにスコアには「ヒゲとボイン」間奏中のセリフも記載もあり。
ミニアルバム「UNICORN」と各ソロシングル、更に「雪が降る町」＆「お年玉」が入っている妙な構成の一冊。
解散前に出ているはずなのだが、本人たちの曲コメントは一切無し。更に楽譜への阿部ツッコミも無し。
曲数が多いため非常に厚くなってます。
解散前に出ているのだが、本人たちの曲コメントは一切無し。更に楽譜への阿部ツッコミも無し。
これまでのスコアには書いてあった「ユニコーン完全監修」がソロのスコアから「ユニコーン監修」になってしまっている所に
その辺の距離感が現れているか。
4946ツアーの各メンバーイクイップメントが結構詳しく掲載。
ベリーベストのバンドスコア、なのは確かなのだが、全体的なイメージとしては「ドレミのスコアから見るUNICORN総集編」
といった様相で、写真頁・スコア等はほとんどこれまでのドレミのスコアのものがそのまま掲載されている。
スコア以外にアイウエオ順の全曲リストなどがあり資料性が高い。
写真、コメント一切なし。
スコアはこれまでのスコアで扱ったことのあるものについては、阿部ツッコミ有の既存のもの、
無いものについては新たにスコアを作成。こちらには当然ながら突っ込みはなし。
「Hystery Mystery」はパニックバージョン、「風〜CSA〜風２」や「メドレー」も再利用ではなく新たにスコアが起こされている。
バージョン違いやメドレーなどのアレンジは別として、ドレミバンドスコアのうちこれでしか扱われていない曲は「忍者ロック」「BLUES」「サマーな男」。
巻頭に「蘇える勤労」ツアーの写真が横須賀シークレットを中心に掲載。
解散前のドレミでは恒例であった、「ユニコーン監修」という記載は全く無く、
メンバーコメントや楽譜へのツッコミは無し。読み物性も皆無であり、所謂極普通のバンドスコア。
雰囲気としては「SPRINGMAN」スコアに近い。
テッシーのライトハンド奏法をかなり詳しく解説しているので、実際に「WAO!」で弾きまくりたい方には最適。
巻頭にＺツアーの写真が掲載。
今回はアルバム＋ミニアルバム２枚分のスコアを掲載するということもあり、ページ数が多く、
さらにイクイップメント以外の読み物などは一切ない編成で読み物性は皆無。
表紙が「Ｚ」、裏表紙が「ＺII」のジャケ画だが、「ヤプシ＋ハヴァ」のようにそれぞれの側から
スタートする編成ではなく、Ｚ側の表紙から順番に曲が並んでいるという形。
２枚分のボリュームでスコアとしての充実度は高い。
巻頭に８ページにわたり、ZEPP!STEP!SMA!(2012/11/08 @Zepp Nagoya)の写真が掲載。
この写真以外の記事的なものはほぼなく、25曲にわたるスコア怒涛の掲載となっている。
なお、既存スコアがあるものは再録されており、一部阿部による手書きツッコミありのものもある。（ただしスタッフクレジットに採譜担当としての阿部の名前はなし）
Feel So Moonスコアは冊子としてはこれが初出。また「川西五〇数え唄」の力技のスコアは必見。
ドレミ版よりも一回り大きい版のバンドスコア。こちらも、出版順はBOOMよりPANICのほうが先。
写真は少なめでストイックなバンドスコアという趣。メンバーによる曲解説・インタビューはあるがそれ以外の読み物は皆無。
ただし版が大きい分、バンドスコアとしてはこちらのほうが使いやすいかも。